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分からないにしおりをはさみました!
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分からない
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雅希side
「連れて行ってやる。気持ち悪いだろ?」
そう言って、優斗を抱き上げる。身長の割に軽い身体に眉をひそめた。
「いいからっ、マサっ大丈夫だからっ降ろしてっ…」
バタバタと抵抗する優斗を無視して、風呂場に連れて行く。
洗面台で立つ力もない優斗を自分の身体にもたれ掛けるような形にして服を脱がすと、さっきの行為でつけられたのだろう、何個かのキスマークが目に止まった。
なんとなく心がモヤモヤする
ーーだからなんなんだよ
よほど辛いのか脚を震わせながら浅い呼吸を繰り返す優斗は、パンツを脱がされても何も反応を示さなかった。
お湯を張ったお風呂に浸からせてから、優斗の体をよく見ると、元々細かったけれど、初めて抱いた時よりも大分痩せているのが見て分かった。自分のせいだと分かるけれど、なんだか見ていて痛々しく感じる。
しばらくすると、優斗が口を開いた。
「…マサ、俺を…俺の知らない人に抱かせるくらい俺のこと嫌い?」
その声は微かに震えていた。
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