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光の先に見たもの 2にしおりをはさみました!
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光の先に見たもの 2
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その日も運悪く不良達に見つかり、誰も来ない校舎裏に連れ出された。
壁に叩きつけられる。
打ち付けられた身体が痛い。
｢あ"ー！あのセンコーまじウザいんだけど！｣
｢あいつ俺らのことゴミ扱いだぞっ！何様のつもりだよ！てめぇも同じだろぉがっ！｣
｢ちょ、お前ら静かにしろよ！誰か来たらどーすんだよっ！｣
｢こんなとこ誰もこねぇよ。なにお前ビビってんの？｣
｢ちげぇよっ！｣
｢おい、そろそろ本気で黙れ。だいたいこんなとこ誰も来ないし、ここにいる全員があいつのことウザってーって思ってんだよ。消しちまいたいってな。ストレスも溜まってる。そんな俺らには超絶イイもんがあるだろぉが｣
一斉に向けられる視線。
肩がビクリと跳ねた。
｢････ぁ･････ぁ｣
振り上げられる手。
誰かっ･････助けっ･･････！
呼べる名前なんてない。
それでも誰かに助けて欲しくて。
知らない名前を呼び続けた。
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