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18歳以上ですか?
おっふ、副会長でしたかにしおりをはさみました!
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おっふ、副会長でしたか
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自己解決したところで、相手に謝っておかないとね☆
え?ちゃんと謝るんだ.... とか言わないでよ!
俺はこれでも礼儀正しい方なんだぞ!!
志「ごめんなさい
大丈夫ですか?」
「いえいえそんな!私がちゃんと前を向いていなかったのがいけないので...
怪我わありませんか?」
相手はニッコリ笑って志乃の腕を掴み引っ張り立たせてくれた。
おっふ
超いい人だった
ってかすごいイケメンなんですけど!
「きゃーー///」って叫びそうなくらいの超イケメンwww
キモいとか言わないでよ!
それくらい自覚してるんだからね!www
自分がキモすぎて笑えるわーーw
志「大丈夫ですwww」
「そうですか...怪我がなくて本当によかったです(ニコッ」
志乃が笑っている事に首を小さく傾げたが、何かを言うことはなく表情は変えず笑っていた。
ん?なんか変な感じ??
どこがだろう?
んーーーー( •᷄ὤ•᷅)
志乃が相手の顔をジーっと見つめていると、一瞬くらい表情になったが、それは本当に一瞬のことだった。
そして、少し困ったような笑顔になり「えっと…」と声をかけられても志乃は相手の顔をジーっと見つめた。
Σ(`艸´*)笑顔がおかしいんだ!!?
この人すっごい作り笑いしてる!
志乃がハッとし、手のひらにもう片方の握った手にポンッと載せる動作をした。
志乃の突然の動きに、何かわかっていない相手は眉をハの字にし、本格的に大丈夫か此奴と思われ始めていた。
これって言ってもいいのかな?
でも気になるし....
よし!言ってしまおう!
志「えっと...失礼かもしれないのですが、笑うのが辛いなら無理して笑わなくていいんじゃないですか?」
「え?」
??聞こえなかったのか?
どんだけ耳が悪いんだよwww
志「無理して笑わなくていいですよ」
これで聞こえたかな?
(・Д・)「・・・・・」
志乃がそう言うと少しポカンとした後、相手はゆっくりと下を向いていき、志乃からは表情が見えなくなった。
その動きに志乃は失礼なことを言ったと気づき、一人ワタワタと慌て始めた。
え?やっぱり言ったらまずかったのか??
やべーどうしよう...
謝ったほうがいいかな?
志乃が頭の中で自問自答していると俯いたまま、相手がさっきまで話していた時とは変わり、とても低い声で話しかけて来た。
「なんでわかった」
志「え?」
「なんで俺が作り笑いしてると気づいた!!」
志「ひっ」
怒鳴るような声を出しながら勢いよく挙げられた相手の顔は怒りの表情に似た顔になっていた。しかし、そんな中には困惑や不安などもあり、少しだけ弱っているような表情に見えた。
急に大きな声出して掴みかかってくるからビックリした....
志「えっと、なんか違和感があったから...?」
「....違和感.....違和感か....」
なんかまずかったかな?
また怒らせた??
「お前面白いな 名前は?」
...怒ってない?
志「えっと、高坂(たかさか)志乃って言います
よろしくお願いしm んっ!?」
イケメンの顔が近づいてきたと思ったら唇に何かが触れた
チュッ
小さなリップ音が聞こえるとイケメンが唇をペロッと舐め離れていく
.....え?今のは....もしかして...
キスされた!!!!??
「私の作り笑いに気づいたのはあなたが初めてです。気に入りました
私の名前は佐渡 昴(さど すばる)と言います。副会長をやっています。よろしく♪」
志「ふ、副会長?!!」
昴「はい♪」
志 ( ゚д゚)
この人が、副会長....
まじですかい...
昴「それより志乃、早く体育館に行ったほうがいいのでは?」
志「そうでした!!すみません僕はこれで失礼します!!!」
勢いよく頭を下げるとそのまま体育館の方へと走り出した。後ろからは「ちょっと!待ってください!」と言う制止の声も聞こえたがそのまま聞こえないふりをしてその場を走り去った。
あっぶねー
忘れるところだったわwww
って言うかさっきのはなんだったんだろう?
キスされたよな...?
なんでだ??
もしかして...
からかわれた??
そうだよな!そうに決まってる!
多分副会長は俺をからかって俺の反応を楽しんでたんだ!!
ハッ!もしかして副会長って…Sな方なのでは!?
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