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18歳以上ですか？
....!?にしおりをはさみました!
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....!?
-
「おつかれさま」
「お、おつかれさまです。
どうしたんですか？」
「いや～…友達みんな帰っちゃったからさぁ(笑)
このまま1人で帰るのもなぁ～と思って少しここで待ってたらちょうどゆきや君がね!!
....良かったら一緒に帰る？」
確かに友達はみんな帰ってしまったのだろう。
うちの高校は部活に力を入れており、特にバスケ部は毎年インターハイに行くほど強豪である
そのため練習は長くやっており、帰る頃には他の部活はもうやっていない。
「はい、よろしくお願いします。」
まさか春斗先輩と一緒に帰れるなんて
こんなところ女子たちに見られたら撲殺されるんだろーなぁ(笑)
そうこう考えてる内に
「ゆきや君って彼女とかいるの？」
またまた急でびっくりした
「い、いないですよ。
せ、先輩こそ相当可愛い彼女がいるんじゃないんですか!!」
「....それがいないんだよねぇwww」
......えぇ!?
......その顔でいないの!?
今日はびっくりすることばかりだ
「じゃ～…好きな人はいるんですか？」
「.....」
「.....先輩!?」
「.....いるよ。」
やっぱりいるんだぁ。
「中1の頃からずっと想っている人がいる。」
....!?
中1の頃から!?
長くない!?ってか今まで彼女とかいたのかな
「ってことは先輩今まで彼女作らなかったんですか？」
「彼女はいた。
....けど全然好きじゃないって言うか、想ってなかったからすぐ別れたよ!!」
「....そうなんですか。」
なんか不思議だなぁ。
大助には彼女がいるのに春斗先輩にはいないなんて
「ゆきや君は彼女ほしい？」
「....ほしいんですけど、作れないんで。」
「じゃ～…カレ、シは？」
「....ぇ.....!?」
今彼氏って言った？
.....き、聞き間違えだよね
さっきからびっくりしてばかりだからきっと変な風に聞いちゃったんだよね
っでもどうしてかなぁ
春斗先輩全然笑ってないんだよね
*
家の前まで来た
「先輩送ってくれてありがとうございます。」
「こちらこそ一緒に帰ってもらってありがとね!!
それと......さっきの話気にしないでね。」
「....はい、ありがとうございます。
さようなら」
なんだかんだ今日1日長く感じた
先輩のこと色々知れた
先輩が気にしないでって言ってたけど....無理だよ
....ｶﾚｼ
....かれし
....彼氏!?
その言葉が頭の中をぐるぐる回りベッドに入ってもゆっくり寝ることができなかった。
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