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腐女子が色々と、凄すぎる件について。にしおりをはさみました!
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周りに目を向けてみると現実でもホモっていることを学んだ。現在友達の腐女子が発狂中。
腐女子が色々と、凄すぎる件について。
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「で、何があったのさ?」
いつの間にか隣の席に座っていた。
ていうか
「何で何かあったってわかるんだよ!」
バンッ
と、俺が机を叩く。
本当になんでわかるんだよ!
「ふっ、そのくらい私にはわかる。よし、聞かせろ!」
「いや、聞かせろじゃねえだろ!」
つーかどっから出したそのノートと鉛筆!ノートの真ん中にマル秘って書いてあるんだけど!
「だって、BLの話だろ?そしたらこのノートだろう。」
すました顔で言う中原。
「いや、だからなんでわかるんだよ。」
なんかもう疲れた。
すると、中原が鉛筆の尖ったほうを俺に向けて
危ないけどな。
「お前は、分かりやすいんだ!」
…こいつ、ウゼぇぇぇぇぇぇぇぇ!得意気に言いやがった!
ていうか、俺そんなに顔に出てるかな?
と、自分の顔をペタペタ触っていたら
「そんなことは、どうでもいい!!早く教えろ!」
ちょっと興奮ぎみに迫ってくる中原。
ちょっと怖いです。中原さん。
早く早くと急かす中原に断固としてなにもなかったと言い張る俺。
そんなことを繰り返して、はや十分中原もイライラしてきた様子。
このまま終わればいいな。とか思いながら、なにもなかったと繰り返し言えば諦めたのか中原が席を立って自分の席に歩いていった。
やった勝ったとか思ってると、中原が戻ってきた。
まだやるのかと思って口を開こうとすると、
「この小説を大声で朗読されたいですか。」
といいながら見せてきたものは、水色のノート。
待て、このノートは………
そこまで考えたときそのノートに書かれているだろうことを理解して思考より先にからだが動いてた。
「話すから、それは止めてくれ!」
中原だけに聞こえるように言った。
それを読まれたら俺の人生が終わる。
何を隠そうそれは、中原が俺を題材に書いたBL小説だ。
何をそんなに焦るかって?
めちゃくちゃリアルに書いてあるんだ!
それを書いたの中二の後半なのだが、それ読んだ他のクラスの男子に襲われかけたんだ!
しかも、どれだけこのノートを消しても中原の頭の中に内容が入ってるため意味がない。
焦る俺をよそに中原は、満面の笑みで
「じゃ、話そうか!」
腐女子は、色々と凄すぎる。
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