アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
BL情報受信、自らの直感を信じろ。中原sideにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
周りに目を向けてみると現実でもホモっていることを学んだ。現在友達の腐女子が発狂中。
BL情報受信、自らの直感を信じろ。中原side
-
中原side
今朝教室に入ると、私のBLセンサーが反応したその発信源は、男友達の塚本だった。
心のなかでキターっと叫びながら塚本に話を聞きに言った。
塚本は、艶のある黒髪がショートカットで切り揃えられ、漆黒の瞳、雪を思わせる白い肌、百六十ちょいしかない身長、全体的に華奢で可憐さを思わせる奴。
女顔なのを本人は気にしているがな。
さあ、私のBLセンサーを反応させたんだ話を聞かせてもらおうか。
BLの事となると私は、鋭いぞ!
とか思いながら何があったか吐く気のない塚本だったが奴のトラウマのノートで落ちた。
ふっ、さすが私。
……誰かに鼻で笑われた気がした。気のせいだな。
塚本が話し出す。
結論から言おうめっちゃいいな。
さすが私のBLセンサー。
痴漢とか最高ですね。…犯罪だけど。
出来るのならば塚本には、救世主に再会してほしいものですな。
そう思いながら塚本にお礼を言って、席につく。
ついでに言えば私の席は、真ん中の列の一番前。
席に座りマル秘ノートに想像した塚本の話を書き込んでいく。
想像の書き込みが一段落ついたところで、先生が入ってきた。
そのあとは、いつも道理過ごした。
違うところと言えば時折塚本をチラチラ見ていたことだろう。
後、授業を聞かないでマル秘ノートを書いていたこと。
※後日先生に素晴らしいと言われた。(高速でノートになにかを書き込んでいれば優等生に見えなくもない。)
三時限目が終わり、四時限目の準備をしてから教室を出ていく私。
塚本は、机に突っ伏してた。
トイレ、トイレっと。
そう思いながらトイレに入る。
が、入る前に視界になにかをとらえた何を思ったか私は、トイレからでて視界にとらえた者を見た。
そいつは、あまり人がいない廊下の壁に寄っ掛かりスマホを弄っていた。
綺麗な茶髪(ありゃ多分地毛だな。)は、短くもなく長くもない長さで切り揃えられており、少し薄い灰色の瞳、百八十はあるかと思われる身長、全体的にスラッとしていて、どことなく優等生オーラが漂っている。
こいつだ!!!
塚本を痴漢から助けた奴!
私のBLセンサーが反応しているぞ!!!!!
うむ、イケメンだな。
「あの………」
私は、本来の目的(トイレ)を忘れその茶髪に話しかけていた。
私の直感は、凄いぞ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 18