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スイーツ 2にしおりをはさみました!
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スイーツ 2
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「わ、わかった…はい」
陸が皿を俺の前に差し出す。
俺は口を開けて待つ。
「え………!!」
「…?何、早く。あーん」
「あ、あーんって…それじゃあ…間接キ………あぁ!!!もう、はいっ!!」
「ムグっ!!………」
急に入れんなよ…びっくりする…
口内に甘い味が広がる。
あ、やっぱり。
「美味しい」
「そ、そりゃあ、良かった…」
何でキョロキョロしてんだ?少し顔赤いし。男同士であーんとか普通だろ。
半分になったミルフィーユを味わう。
味わってゆっくり食べたはずなのにすぐ無くなった。
陸を見るともう食べ終わっていた。
「さ、帰るか」
「あぁ」
店を出て歩く。
また、話をして歩いてると、前から見たことのある奴が隣に女を連れて歩いて来る。
「あ」
「ん?大翔、どうした?」
「あ、誰かと思えば大翔君じゃないですか。隣の方は…お友達…ですか?」
「………お前には関係無い…」
お前だって隣の女誰だよ…
昨日俺のモノにするって言ってたくせに…。
「そうですね…すいません。あ、問題集、昨日の分ちゃんとやりましたか?」
「………あぁ」
「そうですか…じゃあ今日の分も頑張って。僕はこれで。では」
お辞儀をして横を通り過ぎる…。
と、思いきや。
「明日。お仕置きな」
と耳元で囁いて行った…。
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