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砂の国へ任務5にしおりをはさみました!
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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
砂の国へ任務5
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「チヨ婆ちゃんが……命をかけてお前を呼びもどしてくれたんだ。」
「チヨ婆……」
―――『我愛羅様、ご無事で!』
『風影様がお目覚めになったぞ!!』
『風影様、砂の国の面のたちは皆帰りを待っていますぞ!』
我「お前たち……」
ナ「我愛羅、皆もチヨ婆ちゃんも、お前を助けにきたんだ。
お前は一人じゃない。…なんたって風影なんだから!」
―――――ナルトの肩を借り、上体を起こす。
「皆、ありがとう。チヨ婆、ありがとう…。」
―――――チヨ婆さんの使った術は医療忍術ではなく禁術だった。
自らの命と引き換えに、相手を生き返らせるものだった。
その場にいるものたちは、皆チヨ婆に追悼した。
―――――――――
―――――
――
砂の国に無事到着することができた。
任務完了だ。
「我愛羅…」
「…木の葉の忍の皆、感謝する、ありがとう。
……ナルト、ありがとう。チヨ婆の力で俺は生き返った。
だが、俺を呼び戻したのはお前だ。お前の声が、聞こえた。」
「我愛羅…、いや風影様か。本当に、良かったってばよ。」
――――砂の欠片がナルトの手をつつみ、ひきよせる。
別れ際で、なんともいえない気持ちを察してくれたのか。
我愛羅との握手。
だが、そのまま我愛羅はナルトを力強く抱き寄せる。
「ナルト…、俺はお前を友だと思っている。
お前の中にあるものは必ず狙われる。だが俺は風影、ここを離れるわけにはいかない。
簡単に助けに行くことが出来ない。
気をつけろ…、死ぬなよ。俺はお前を、友を失いたくはない。」
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