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初めての? ※R18にしおりをはさみました!
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初めての? ※R18
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昨日は、牧野の部屋で深いキス……つまり、ディープキスをした。なんというか……気持ちが良かった。
今現在、俺たちはまたキスをしている。俺がキスをしたから? 牧野が誘惑してきたから? どっちのせい?
多分、どちらとも原因があって、その原因っていうのは……
「んっふぁ、ま…きのっ」
唇を割って入ってくる牧野の舌。温かいそれが口の中をかき乱す。それなのに、やっぱり気持ちが良くてずっとしていたい気分になってしまう。牧野も牧野で、やめる動作は微塵も見られない。
気持い。
一緒にいるだけで幸せ。
だけど、それだけじゃ最近物足りない。
女の子と付き合ってきたときのことを思い出す時が時たまあるけど、それと同じことを牧野とすると考えると、恥ずかしくてたまったもんじゃない。牧野のことを考えすぎてあまり眠れない夜もあれば、牧野のことを考えて……その……自慰したことも……ある。
そして、牧野と一緒にいるときは牧野に触れられるたびに心臓が跳ね上がるし、心地いい。
キスも、心地いい。
キスだけで満足か? と問われたとしたら、俺はどう答えるだろうか。昨日までの俺なら満足と答えるかもしれない。しかし、今日は昨日を知ったから、もっと牧野を知りたくなる。
息も絶え絶えに、俺は必死で牧野に抱きついた。目の前の体が一瞬固まったが、直ぐにまた普通になった。よかった。拒否られたかと思った。
どうしたらいいのか? 男同士のやり方なんて知らない。
だから、俺は直感でやりたいことをする。
唇から離れ、下に顔を向ける。
牧野のズボンのチャックへ手をやり、下に下ろそうとする……
「おっおい、日坂?!」
珍しく焦っている牧野。だが、俺は手を止めない。ジジジジとジッパーを開き続ける。
「牧野って、トランクス派なんだな。」
「えっ、ま、まあ、って待てって!……」
往生際悪く、まだ慌てふためいている牧野。俺は牧野のトランクスのしたで眠っているそれを上から人差し指だけでつうっとなぞった。
「俺、お前とやりたい。」
「んっ……ひ、さか?」
だんだんと熱を帯び、固くなっているそれ。
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