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2･すべての始まりにしおりをはさみました!
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2･すべての始まり
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あいつとは、こんな関係になると思わなかった。
………俺が……………だったら…
…………………だ…ったの…か……な…
「好きです。付き合って下さい。」
お前がなんで俺なんかに告白しているんだ？凍夜はかなり困惑していた。
だって………お前は男じゃないか、凌。
「ごめんね、いきなり告白なんかしちゃって。特に接点無かったし、驚くのも無理ないよね。」
凍夜はここでバッサリ断るのもどうかと思い、返答に迷った。
「いやいや、気持ちは嬉しいよ。ただ、時間が欲しいんだ。少し考えさせてくれ。」
「うん、わかった。いい返事を待ってるよ。」
凌はあまり人と関わるのは好きではないが、そのミステリアスな雰囲気から女子にもてる。
それだけに、なぜ女子じゃなく自分に告白してきたのか凍夜には理解できなかった。
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