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俺×修羅場にしおりをはさみました!
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俺×修羅場
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「そういうわけで、その」
「どういうわけっスか！説明になってねーよ！」
童島くんが声を荒らげるのも無理はない。
俺の自宅に遊びに来て、二人きりだと思ったら見知らぬ誰かがいるわけだし、やたらと俺にくっついているわけだし（今も俺の隣からぴったりと離れない）、なによりそいつが例のストーカーでした、なんて冗談じゃないだろう。
俺が童島くんだったら同じ反応をしたたろう。
「男の嫉妬は醜いよお？童島初音くん。」
「るっせもやし！テメーとは話してねえんだよ！」
「わあ。不良って荒っぽいし馬鹿だしきらあい。」
「女みてえにナヨナヨして、てめえの話し方の方が馬鹿っぽいけどな。」
「キミにどう思われようとなんだっていいよお。オレはたちがみさんに嫌いって思われてなければいいのお。」
「あのー、ケンカはやめよう？」
「はあい、たちがみさん。」
「誰のせいだと思ってるんスか！」
童島くんが正しい。
的井くんは俺がイエスと言えばイエスというし、ノーと言えばノーという。
多分今童島くんとセックスしろ、とか言ったら無理やりにでもしそうた。
「童島くん、その、だからさ。申し訳ないとは思ってるよ。君がいるのに折れたのは。でもわかって欲しい。俺家事能力ないんだよ。」
「…………知ってます。し、分かってますよ、オレがこういうこと言えないってことくらい。ただのセフレだし。……でも、文句は言います！」
キッと鋭い目線を的井くんに向ける。
また喧嘩するんだろうかと思ったけど、童島くんは宣戦布告した。
「絶対に館上さんは渡さねえからな！」
「戸惑いなくフェラできるようになってから出直してくればあ？ど、う、て、い、くん」
「………！！！」
カアッと顔を赤くして出ていく童島くん。
俺としては、恥ずかしがるところがすごくツボだからそのままでいて欲しいんだけどなあ。
的井くんは満足そうに俺に擦り寄っている。
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