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篠原 真希、篠原 咲希にしおりをはさみました!
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篠原 真希、篠原 咲希
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母さんはこっちを悲しそうに見て語りだした。
「私は貴方の本当のお母さんではないの。
貴方のお母さんは篠原真希。私の姉よ。
真希は小学校に入ってきた不審者に人質を離すよう説得していた時、乱闘になり刺されたわ。
その時学校の保険医だった私は救急車に一緒にのったわ。そしたらあの子自分の心配なんかせずずっと友希をお願い。あの子を1人にしないであげてって。
真希はシングルマザーだったから自分がいなくなったら貴方が1人になるからってずっと言ってたわ。そして私達夫婦に貴方を託した。…真希は今も植物状態よ。
でも、問題がおきたのは貴方が小学校三年生の時。貴方が私のことママって読んだの。私は貴方を叱ったわ。
『そんな冗談言っちゃいけません。貴方のお母さんは真希でしょう?』
って。それでこの冗談は言っちゃダメなのかって分かってくれると思ったから。でも次の日も言ってきたからこれは分かってないと思って貴方に初めて手をあげたわ。流石にこれで、わかるだろうって。
でも貴方は毎日毎日ママって言ってきたわ。だから毎日毎日
『咲希おばさんでしょ?貴方のお母さんは真希でしょう?』
って言っても
『真希ってだぁれ?』
って言うから叩いたわ。それでも言ってくるからおかしいと思って精神科に受診して催眠療法を試したわ。
それたら、貴方がいじめによって記憶を失った事が分かったわ。
それにより、真希と私が混ざって私の事がママだと思うようになってたの。
それから転校して私は咲希だって教えこんだけどママの名前は咲希って事で覚えてしまったわ。
それから私は真希の事を忘れた貴方が憎くなった。ずっと貴方の心配をしていたあの子の事を忘れるなんて許せなかった。だからたくさん嫌がらせをしてきた。
………本当にごめんなさい。
それでも、やっぱりいけないと思っていてもやめられなかった。
そんな時龍雅が来たわ。
龍雅は真希が守った人質の子だったの。それでよく病院に訪ねてたんだけど急に家に来たの。幸大と周作をつれて。」
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