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18歳以上ですか?
.にしおりをはさみました!
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こちらを見下ろす顔はとても整っていた。
パッチリとした二重に大きな瞳に高い鼻、僕よりも背が高く、モデルのようだった。
大抵の女子は彼の事を好きになりそうだ。
しかし、見たところ明らかに入学式にする格好ではない。
色素の抜けた薄い茶髪、少し長めの髪は毛先をワックスで遊ばせておりだらしなく着崩した制服は胸の辺りまで開いている。
開いたシャツから覗く肌から言いようのない色香が漂ってくる。
明らかにモテるであろう彼は僕の顔を覗きこみ再度言う。
「おい聞いてんのか、お前だよお前、白くてほっせーの、返事くらいしろ」
…初対面に言う言葉なのだろうか。
苛立った様子の彼に眉を少し顰めながら言葉を返す。
「ああ、何かな」
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