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18歳以上ですか?
少し眠ってて下さい?にしおりをはさみました!
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少し眠ってて下さい?
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「遅いな?。はぁ…話って何だろ」
どうも皆さん永瀬佑です。
生徒会室なんて久しぶりに来た
ん?なぜ僕が生徒会室にいるかって?
それはですね、日向ちゃんに
『永瀬先輩!!話があるので生徒会室にきてください!!あ、会長はいないので大丈夫です!あと、私友達に用があるので先に生徒会室行っててください!3分くらいで済むので!』
『え、わ、わかった…よ?』
と、言われたからなんです。
ん、まぁ、正直生徒会室なんてあんまり着たくなかったんだけどね。
にしても
「…遅い…。もう10分以上経ってるのに…」
暇だなぁ
話ってなんだろ。
俺は広い生徒会室にポツンと1人で座っているのもつまらないと思い生徒会室を何か面白いものないかな、とキョロキョロと見回した。
そして俺の目についたのは
……あ、あれは…
……鈴の上着…!
俺は鈴の上着を見つけるとガタッとソファから立ち上がり上着の側まで早歩き気味に駆け寄った。
「だ、誰もいないしいいよ、ね…?だ、大丈夫だよ、ね…??」
と、呪文のように繰り返し言いながら上着を手に取った。
そしてその上着に自分の顔をボフッとうずめた。
「…ん、鈴の匂いだぁ…へへ…」
な、なんか上着の匂い嗅いで喜んでるって…俺変態じゃん……ま、まぁいっか。も、もうちょっとくらいいいよな…?
「ふわぁ…鈴の匂い好きだなぁ……そ、そろそろやめといた方がいいよ、な?」
と上着を元あった場所に置き自分の座っていたソファに戻ろうと振り返るとそこにはニコニコしながら手に何かを握っている日向ちゃんと、ごめんな、みたいな顔をした唯先輩が立っていた。
「永瀬さん、少し眠ってて下さい?」
「永瀬くんごめんね、」
「え、ちょ…?!な、なんだ…よ…」
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