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酔ってませぇーん!にしおりをはさみました!
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酔ってませぇーん!
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「…えー…と、これは、どうゆう…」
ここは生徒会室であってるんだよ…な…?
えーと、じゃあなんで永瀬が僕の上着を抱きしめながら寝てるんだ…?
「これは…ゆ、め…?…い、痛い…」
自分の頬を思いっきりつねってみたがすごくいたかった…
これは起こした方がいい、のか?
ど、どうすれば…
…それにしても久しぶりに永瀬の顔を見たなぁ…
よくよく考えてみると僕の上着を抱きしめながら寝てるって……可愛いすぎる…!
ぼーっと永瀬の顔を見続けて10分程が経った。
「このままだと、風邪引いちゃうし…起こした方がいいよね」
永瀬、永瀬起きろ、と肩をつかんで永瀬の体を揺らした。
「…ん、り、ん…?んぁ。?…ん……りんらぁ!」
?!
‘りんらぁ!’
り、りんらぁ?!
え、ちょ、永瀬?!ん?!
「永瀬どうし、んっ?!…あっ、な、がせ…」
?!?!
永瀬?!ちょ、いきなりキス?!
永瀬の舌が僕の舌に絡みついてくる。
お互いの唾液が混じり合う。
「ん、あっ…な、がせ…んむっ…ぷはっ、… …ちょ、永瀬いきなりキス…!」
「……ん…俺とキスするの、や?」
と言いながら首を傾げる永瀬はすごい可愛かった。可愛かったけども、いきなりどうしたんだ…?そういえば文化祭の時も酔ってこんな感じになったなぁ。
…酔って?
僕はチラッと永瀬を見た。
すると永瀬は「ん?なぁーに?」とまた首を傾げた。
顔が少し赤い…
それにさっきキスした時少し酒の匂い?味?がした…ような気がする
「永瀬、お前…酔ってる、のか?」
「へ?…酔ってませーんっ!」
と、言いながらガバッと両手を上げた。何そのポーズ。かわいい。…うん…これは酔ってる。絶対酔ってる。でもなんで酔ってるんだ?永瀬が学校に酒持ち込んだのか?それとも誰かに飲まされた、とか…?
「んー…」
「そんな事はどーれもいいから?。りんシよ?」
「うわぁっ!」
永瀬に腕を引っ張られ僕は永瀬の上に倒れこんだ。
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