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腕の中に。拓海sideにしおりをはさみました!
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腕の中に。拓海side
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俊哉の隣に寝転がり、寝顔を眺める。
あーキスしたい。
欲望を押さえつけて眺めるだけ。
触りたい。
抱きしめたい。
一緒にいたい。
きっと1番の友達の席は俺のもの。
だからそんな衝動に任せてしまえば、最悪嫌われてしまうだろう。
それは嫌だ。
俊哉の頬ににかかる髪を梳く。
気持ち良さそうに寝息をたてている。
あどけない寝顔だ。
そうして俊哉の横にいると、いつの間にか寝ていた。
目は開かないけれど、ぼんやりと感覚が戻ってくる。
すると手の触れるところに暖かなものがあった。
部屋の中は外よりは暖かいけれど、それでも冬。
ぬくもりを引き寄せて腕の中にしまいこんだ。
幸せな気分だった。
そしてそのまま俺はまた寝てしまった。
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