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18歳以上ですか?
5にしおりをはさみました!
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────あぁ、儚く消えてしまいそうで美しい湊翔。
今この時だけでもお前の意識は俺に向いているだろうか?
結合部から聞こえてくる卑猥な水音。肌と肌を合わせる音。お前の喘ぎ声。
このすべてがこれで無くなってしまうことが辛くて少し乱雑に腰を打ちつけてしまう。
湊翔の了承もあり、俺達は毎晩体を繋げていた。
傷ついている動物同士が体のキズを舐め合うように、お互いの苦しさを和らげるように毎晩体を繋いでいった。
存在が愛しい。
ただそれだけだ。
お前が俺をどう思っていようとも。
本当の愛はただ自分が愛されたい、愛したいと感じるだけじゃなく、相手の幸せを一番に願えることかもしれない、なんてホントに俺らしくないことばかり考えている。
でも、ホントにお前の幸せを俺は願ってる。
明日の夜、最後の戦いが始まる。
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