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国見ちゃんと狂犬ちゃんの場合(3)にしおりをはさみました!
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国見ちゃんと狂犬ちゃんの場合(3)
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「…!!京谷、先輩…。」
先輩は俺に近づいて俺の頭を優しく撫でてくれた。
「先輩…お腹痛い…」
丸見込む様な体制で痛みを訴えると先輩ははっとした表情をして
「めくるぞ…」
と言って俺に掛けられてた布団をゆっくりとはいだ。
さっき見た光景は夢じゃなくて目の前に血の海が広がっている。
「お前っ、まだ初潮が来てなかったのか?」
俺は普段だったら簡単にΩだって事はバラしたりしないけど混乱してるのもあり控えめに頷いた。
「腹、痛いよな。先生が隣の部屋に居るから取り敢えず呼んでくる。すぐ戻るから待ってられるか?」
俺はその問に首を横に振った。
「嫌だ、先輩居なくならないで、何で俺がΩなんだよ、生理来たら子供産める身体になる、怖い、怖い、何で俺なの、」
先輩が離れる事に凄く不安感を抱いて俺は感情を一気に吐き出した。
先輩は困った顔をしてしばらく俺の背中をさすりながら大丈夫、大丈夫と言ってくれた。
その間も腹痛は酷くなっていく。
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