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三十路と社長と
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恐る恐る社長室に入ると社長と目が合った
ドキドキと騒ぐ心臓には落ち着きがない
そわそわとして目線を泳がせていると
社長が口を開いた
「急な話なんだがね、柚木君。」
俺はその時思ったのだ。
遂に飛ばされるんではないかと
俺が入社したのは二十歳だからもうかれこれ10年同じ部署に居るんだから
大いに有り得る話だ。
「はい…。」
自分でもわかるほど小さく応えた
でも社長の言う事は俺の思っている事とはまるで違うかった
「君に社長を頼みたいんだ。」
思わず目を見開き口をポカンと開けたまま
社長をじっと見つめれば、こみ上げたように
「ええええええええええ!?」と遅れて言葉が飛び出した
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