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公園②にしおりをはさみました!
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公園②
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つわ「はぁ…はぁ…」
だいぶ走ったな…
慌てて走って逃げてしまった…
今でも混乱している…
でも確実にアレはレトルトで…
誰のことを考えて、してたかなんて…
つわ「くそッ」
どうすればいいんだ…
どうすれば…
つわ「とりあえず、キヨに…」
キヨ「え？俺になに？w」
つわ「っうわぁ！」
キヨ「っなに？！びっくりしたーww」
つわ「いや、それ…」
俺のセリフだろ…。
キヨ「ん？w、キヨがって言ったじゃんw」
つわ「ぁ、あぁ…」
キヨ「ってかここで何してんの？w」
つわ「ぃゃ……ここどこだ」
ヤバい頭が混乱し過ぎて把握できん…
キヨ「え？おれんちの近くwってか何、大丈夫？w」
つわ「…何が」
キヨ「なにその汗wシャワー浴びてきたの？ww」
つわ「ぁ…ああ…」
キヨ「へ？ちょ、ほんとマジヤバいんじゃねw熱でもあんの？」
つわ「悪い…一人にしてくれないか。…」
体の疲労感より、気持ちの疲労が激しい…
よりによってこんな時にキヨとは…
キヨ「…わかったわ、じゃなw」
キヨが居なくなってから数分もすると、だいぶ落ち着いてきた…。
何をやってるんだ俺は…
レトルトが誰のことを考えてしてようが普段どうりに接すればいいんじゃ無いか…
それを心配してるキヨにまで当たり散らして…
ん…？
そういえばここは…
キヨの家の正面の公園まで来ていたのか…
先に帰っていたはずのキヨがどうしてまだここに…？
キヨのいなくなった方からまた人影が見えて、次第に大きくなってきた…
キヨ…？
キヨ「ほいこれ、冷えてんよw」
つわ「あぁ、悪い。」
両手に持ってる缶ビールの片方を手渡された。
どうやらこれを家から持ってきたらしい…
プシュ…
キヨ「いやさー、全速力で走る変態見つけてさぁww」
つわ「…」
キヨ「丁度カーテン閉めようとしたら見えたから、つわはすw」
つわ「あぁ…それでか…」
本当は更衣室のこと知ってるんじゃないのか…？
本当は全部お前が…
もらった冷えてる缶ビールに目を落として、ぐっと堪える…
キヨ「…なんかさ、走って忘れたいことでもあんの？w」
つわ「お前が…っ」
やらせたんじゃないのか…？
言葉がつまる…
くそッ…結局これじゃ嫉妬に狂って八つ当たりしてるだけじゃないか…
つわ「…っわざわざ、悪いな…ありがたく、貰うよ…」
プシュ…
言いたいことを、全てビールと一緒に飲み込んで、そのあとにすぐ、解散した…。
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