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学園生活、始動。 2にしおりをはさみました!
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学園生活、始動。 2
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魚が焼き上がりお味噌汁をお椀に入れていると、不意に視線を感じで脱衣所に目を向ける。
「...なんですか」
「いや、良い香りするな~って思って」
「ああ..。魚、不知火さんの分も有るんで食べちゃってください」
「俺が嗅いでたのはお前の香りだけどな」
朝から何言っとんじゃこいつ!!
「やっぱりあげません」
「怒るなって。魚も美味そうだから」
魚もってなんだよ、魚もって...
カタッと音を立てながら、席に着く。
そういや誰かと向かい合わせでご飯食べるのって、凄い久々。
なんか嬉しいかも、とか思いながら顔を上げると。バッチリ不知火さんと目が合う。
「んな可愛い顔してっと、朝から喰っちまうぞ」
「....へっ!?」
なに、もしかして顔にでてた!?
それは流石に恥ずかしいわ...
「不知火さん。良いから黙って食べてください。病み上がりなんですから」
「銀司って呼んでくれなきゃ食わん」
「はあ?」
なに言ってんだこのアホ狐は..
まるで幼稚園児みたい...
「はあ...。銀司さん、早く食べなきゃ冷めますよ」
そう言った瞬間、不知火さん。もとい銀司さんが目を細め、凄く嬉しそうな顔で微笑んだ。
なんだよ、その顔。
反則だろ。
「ああ、いただきます」
いや、落ち着けよ自分!!!
反則ってなんだよ!?
いろいろあり過ぎて普通にこの世界観に適応してるけど、俺男だし銀司さんも男だし!!!あれ!?じゃあ昨日のはなんだ!?
え、俺ホモの世界にダイブした!?
嘘だろありえん...
て言うかまず女の子でさえ好きになったことないからわからん..
え..なに俺ってホモなの??
んなわけ!!!落ち着け!!
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