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学園生活、始動。 5にしおりをはさみました!
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学園生活、始動。 5
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そして、丁度いい所でチャイムが鳴る。
ああ、授業だ......。
俺は、半分放心状態のまま椅子に座る。
あ。待てよ。
稜と阿久津の衝撃告白で忘れてたけど
俺も銀司さんとそれなりのことしてんじゃん....
いや、でも銀司さんのこと稜が歩く性欲って言ってたし
べろちゅーはまだセーフなのか?
で、でもあれは普通なのか?
それ以上のことをしてしまった気が...
だめだ全然わからん....
恋愛経験ゼロの俺には未知の世界だ。
ってか待てよ?
おれ友達に襲われて取り乱して、とか言って
銀司さんの時、本気で嫌がったか?
いや、抵抗しようにも力の差が...
ていうか気持ち良くて抵抗できなかったっていうか....
ってか、え?
なんか俺やばくない?
嘘だろ?
うん、わかんねえから忘れよ。
「はあい、授業始めますよお。1時限目は妖怪化学(ようかいばけがく)の授業ですよお。教科書の92Pを開いてくださいねえ」
おっとりした口調の先生に従い、机の上にあった教科書を捲る。
ん....?
妖怪化学?
そういえば化ける妖怪って多いよな。
ふうん。狐や狸でも葉っぱで化けるのは力不足な奴らだけなんだな。
へえ。化ける妖怪って結構いるんだ。
ん?
ていうか妖怪は皆、化けれるのか。
おー、そういえば人間に化けてんのか。
「皆さんがあ、この学園で人間に化けて生活する理由はあ、人間界に出た時にい、正体を見破られないためのお、特訓ですのお」
「なのでえ、決められた授業以外ではあ、変幻を解くと罰則が与えられるわあ。寮の中でもだめよお。みんな知っているとは思うけどお、念のためねえ」
ん?
まてよ?
じゃあ今俺って人間に化けてんの?
変幻の解き方?
ってか、鬼に戻る方法しらねえよ...
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