アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか？
妖怪化学 15にしおりをはさみました!
- 文字サイズ：
- 行間：
- 背景色：
- しおりがはさまれています
-
妖怪化学 15
-
「ね、銀司さん...この体勢やだ」
「でも若葉はこの方が楽だぞ」
「やだ...辛くても、銀司さんの顔、見える方がいい...。」
真っ赤になる顔を隠しながらそう言うと、銀司さんのモノが、中で軽く動く。
「んぁ...ッ、やだ、動かさな、で」
「...ッお前が、可愛いこと言うから悪い」
「も...早く、向き変えて...」
そうお願いすると、ゆっくりと身体を回される。
「んぅうッ....あ、ぅ、うあッ」
仰向けになろうとしただけなのに、中の刺激が強すぎて、思わず声が溢れる。
グリッとねじ込まれる形になったそこが、ヒクヒクと震えているのが、自分でもわかる。
「物欲しそうに動いてるぞ、若葉」
「ぁ...やだ、ふざけ、な」
どうしてこの男は、恥ずかしいことをサラーっと言ってくるんだろう。
「....ごめん若葉、そろそろ限界」
「え、ぅ、....ぁあッ」
不意に銀司さんがそう言い、グンっと腰を動かす。
中で感じた衝撃に、悲鳴にも似た声が出る。
必死に銀司さんの首に手を回し、しがみつくけど、腰の動きは止まらず、溢れる声を押し殺す術なんてものもなかった。
「ぁあ、あ、うぅッひぁ、」
「若葉...ッ」
銀司さんの熱のこもった声が、耳元で溶ける。
銀司さんのモノがある一点を掠めた瞬間、目の前が真っ白になる
自分で出した声の大きさに驚きながら、身体が快感に震えるのを、抑えられなかった。
「ひぁ....んんぅッ！！、あぁッ」
「...ここ、好きだもんな」
それを銀司さんが見逃してくれる筈もなく、ガンガンとそこばかり攻められてしまう。
「ひぃ、あ、ぁあッ、や、やぁ、ぁあッ」
「....ッ」
前は先走りでぐちゃぐちゃになり、それが銀司さんのお腹に時々擦れて、言葉にできない程の快楽が、一度に俺を攻め立てていた。
普段から余裕そうな銀司さんが、凄く真剣な顔をしていた。快楽を求める雄の顔が垣間見れ、心臓が煩い。
銀司さん、こんな格好いい顔で、真剣な顔で、俺のこと抱いてんの？
「ひぅうッ、あ、銀司さ、もっと、んぁッ」
知らぬ前に銀司さんを求める声にも気づかない振りをしながら、銀司さんを見つめる。
グッと寄せられる眉間の皺。苦しそうな表情が、恐ろしいくらいに色っぽい。
「ぁ、あッ、ぅうッ、ぎ、じさ、俺も、もイキた...うぁッん、」
「.....ッ、一緒に、な」
そう言うと銀司さんは、ぐちゃぐちゃになったそれを手に取り、扱き始める。
中からの刺激と、外からの刺激。
恐ろしいほどの快楽が、俺を攻め立てる。
「んぅう、ぁあッ..ん、やだぁ...ッぁあッ」
「...若葉ッ」
切ない声が、痺れるほどに染み渡る。
銀司さん、
銀司さん。
心の中で何度も名前を呼び、愛を告ぐ。
「ひぁあッ...んぅ、だめ、イっちゃ..ぁあッも、出る、ぎ、ぁあッ..ぎん、じ..ッ」
「....ッ俺も、やべ....ッ」
「ぁあ...ッすき、だよ...んぁッ..す、き、銀司ッ」
ぎゅっと腕を回し、しがみつく。
こんなに人を愛おしいと思い
愛せる日がくるなんて、あの頃の俺は想像していただろうか
「...ば、かやろッ....可愛いこと言うな..ッ」
余裕のない色っぽい声が、また俺の脳みそを麻痺させる。
「んぅうッ..あ、イっちゃ、イっちゃう、や、だ、銀司....、ぁああッ」
「....ッ、」
銀司さんの手の中で欲望をぶちまけ、同時に銀司さんも、俺の中を満たしていく。
「....っは、ぁ...」
乱れる息を整えながら、銀司さんにしがみつく。
「し、しぬかと、思った」
「....俺も。若葉が可愛すぎて、半分死んでた」
「な....う、るせッ」
ばかやろう。って暴れようとしたけど、まだ中に銀司さんのモノが入ってるのを思い出し、中断する。
銀司さんの切れ長の瞳と、目が合う。
ピンクとオレンジの混ざったような、透き通る不思議な瞳。
誰がなんと言おうと、今の俺は、本当に死んでしまうくらい、幸せだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
72 / 117
