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No.11にしおりをはさみました!
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No.11
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ご飯も食べ終え、ふひ~と変な声をあげながら、ごちそうさまでしたと言う。
「とっても美味しかったです!!」
「そうか、喜んでくれてよかった。」
「はい!なんか卵トロトロでフワフワで鶏肉ホクホクで、すごかったです!」
フッと笑う声が聞こえて不思議に思って、先輩を見ると、なんか優しく笑ってた。
...ドキッ
いや、ドキってなんだよドキって相手は男だぞ。
イケメンすぎるほどイケメンだけど。
「...先輩の顔がイケメンすぎて心臓に悪いです。」
訳が分からなくなって先輩に嫌味を言う。
「顔に文句言われても。」
まぁ、そうなんだけどね。
呑気にそんなことを考えてるとあくびが出た。
「眠いなら寝てこい。寝室は一番奥の部屋だ。」
「でも先輩どこでねるんですか...」
眠たすぎて半分閉じた目で先輩に言う。
「俺ソファーで寝ますよ?」
「いや、俺もベットで寝る。」
「あっ、一緒に寝るのか。なるほど。」
この時の俺は眠過ぎてなにを言ってるのかわからなかったんだ。だから普通に受け入れたしちょっと嬉しいとも思った。
「じゃあ待ってますね。」
目を見開い先輩に気づかず寝室に向かう。
今日は色々ありすぎて今すぐ寝たい。
先輩の仕事部屋でも寝てたけど。眠たい。
やっと寝室についてやたらと広いベットに横になる。そばにあったモコモコの布団をグルッと被る。
先輩の匂いがする...と当たり前のことをボヤァッと考えつつ無意識に先輩の枕に抱きつく。
そしてそのまま夢の中へ落ちていくのであった。
「まじかよ...。かわいすぎ...。」
お風呂をすませて寝室に来た先輩がそんな事を言っていたなんて俺は知らない。
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