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18歳以上ですか?
名前を教えて?にしおりをはさみました!
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名前を教えて?
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......。
「名前...教えて?」
いきなりかと思ったが、とりあえず空気を和ませるために俺はそう言った。
でも、イケメンくんはまだ暗い顔で...
「名前...はないんです...てか、覚えて無いんですよ...」
ん?無いのはまあまあともかく...
覚えてない?
不思議そうな俺の顔に気づいたのかイケメンくんは説明してくれた
「研究所で生活する前の記憶が俺にはないんです...あるのは商品番号 I0(アイのゼロ)って番号だけ...」
飼うなら名前を考えてやらないとな...
急に黙りこんでしまった俺にイケメンくんは心配そうな表情を浮かべていた
Iと0か...アイは『い』ってローマ字では読めるな...0は...まあちょっと無理矢理だけど...
よし!
「お前の名前は今日から『イオ』だ!俺の名前は雨水 遥斗!よろしくな!」
そう言うと俺はイオに向かって手を差し出した。すると、イオの顔はうれしそうに輝きだした
「じゃあ僕を...」
「ああ!買ったら最後まで飼うのが飼い主の努めだろ?」
「ありがとうございますっ遥斗様!」
こうして、俺とイオの生活が始まった
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