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壊レタココロ.1*にしおりをはさみました!
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壊レタココロ.1*
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桜side
「ぁ…ッ…ぁ…ぅん…ぁッ…!」
ズンッ…と最奥を突かれて、何人目か分からない男の熱を身体の奥で感じた。
喘ぎ声はすでに枯れて、違う男が入ってきた瞬間ヒュッ…と鳴るだけで。
「天、宮く…ひぁッ…ぅ…ッ…ぁあッ…ごめん、ね…ッ…」
視界の端に、白羽さんが写った。
涙を流しながら、ごめんね…と、喘ぎ声の合間に言い続けて。
何で謝るんだろう…って思った。
「オラ!!ボケッとしてんじゃねーぞ!!」
「ひぅぅッ…!!」
力任せに動かされ、男のが中で擦れて視界が一瞬白くなる。
男が達したのだろう。身体の奥にまた汚くて熱いモノを出していく…
また、視界の端に人が写る。
葉佑と紅佑だった。
「ーー…!!ーーーー…ッ…!!」
「ーーー…!ーー…!!」
何か叫んでいる。
でも、俺には何も聞こえなくて。
肉欲の海の中…葉佑と紅佑の声は書き消され、俺の喘ぎ声だけが響く。
あぁ…二人とも悲しそう。
何で、俺を見てそんな悲しそうな顔をするんだろう?
何で、そんなに必死に俺の名前を呼ぶの?
わからない。
『俺が全部悪いのに』
わからない。
『俺は生きていちやいけないのに』
もう、なにもかもわからない。
「んぁぁぁぁッ…!!壊れちゃ…壊れちゃぁぁぁッ……!!」
何度も繰り返し埋め込まれる熱も、身体を這い回る手も、全部が全部気持ち悪くて。
強制的に与えられた快楽は、俺の思考さえも奪っていく。
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