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☆田崎晴斗が本当に不良だったらにしおりをはさみました!
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☆田崎晴斗が本当に不良だったら
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『ん？何じろじろ見てんの？』
「んー？別にぃー♪」
俺の隣を歩いているのは俺の幼馴染みの岩野亮だ。
俺の幼馴染みのくせにヘタレで喧嘩弱ぇし、ドジ。
でもまぁいい奴だ。
『喉乾いたな、悪いけど飲み物買ってきてくんね？』
「オッケー！またいつものジュースね！買ってくるっ」
亮が居なくなったのを確認して後をつけて来ていた奴に言う。
『チッ…早く出て来いよ』
「ククッ、気付いてたのかよ。この前は手加減してやっていただけだ！今日こそは俺が勝つ！！！」
とか雑魚が言いそうなことを喚いているのは秦城龍騎。
毎回毎回俺に喧嘩を売っては負けていく奴だ。
本当に懲りない奴。
Ｍなの？気持ち悪ぃ。
「俺の鉄拳を受けてみよ！！」
鉄剣だか石鹸だか知らないが叫びながら走って来る秦城。
ドカッ！
「っしゃあ！当たった！！」
『お前当たったくらいで喜んでんじゃねぇよ。馬鹿じゃねぇの？つーか何それパンチ？痛くも何ともねぇんだけど』
「っ！な、何だと！？」
いや本当に痛くも何ともない。
いつもなら避けて一発殴って終わりなんだが、そういやコイツのパンチ受けたことなかったなと思ったので受けてみただけ。
結論
本当にただの雑魚だった。
破裂しそうなほど顔を真っ赤にしてキィキィ言っている秦城に一言。
『雑魚に興味ない。そろそろ黙ってくんね？』
ドゴォッ！！
「がはっ！うっはぁっ…」
毎回毎回殴られた後嬉しそうに気絶するんだけど。
何なの、マジでドＭなの？
『気持ち悪ぃ』
とりあえずニヤニヤしながら気絶している秦城に鳥肌が立ったので横腹を蹴っておいた。
「晴斗ー！って、あ。またこの人？w」
『おう、ただの雑魚だけどな。お、サンキュー』
買ってきてもらった炭酸飲料をがぶ飲みする。
『ぐはっ、生き返るw』
「へへっ」
何か嬉しそうな亮。
『あ？何だよ？』
「別に何もないっ！頬っぺた、後で湿布貼ってあげるねっ」
『？おうっ、よろしく』
(いつも俺に被害受けないように気を付けてくれてるんだよねっ？知ってるよ？ありがとっ、晴斗)
ーーーーーー
作者から。
やっぱ見た目だけあって主人公を不良にしちゃったら…と考えた結果ですw
このほのぼのとした感じ、いいっすなぁ←
もうちょいバイオレンス★でもいいかなぁとは思ったんですが、やっぱほのぼの系がいいw
晴斗と亮の夫婦のようなやり取りが好きだ( ^ω^ )
このページでは秦城龍騎がＭキャラという何とも俺得な設定になっております。
しかも雑魚キャラ＼(^o^)／
※本編とは全く関係ありませんので混ぜないよう注意！混ぜるな危険！！
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