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導かれて(士郎side)にしおりをはさみました!
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導かれて(士郎side)
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抗えない。
魂まで深く、犯されていく。
操られてでもいるかのように、絡めた指先が動き始めた。
「……っ」
「……溢れたヌメりを先端に塗り込めてみな。クビレんトコは特に重点的にな」
「……ん…っ」
「ははっ、……すげェソソる。なァ……オレに咥えられてるトコ、想像してみ」
「は…ぁ…っ」
「舐められたいのはドコだ? ちゃんと自分で擦れたら……わかるよな?」
脳を犯されて、まともな思考が働かない。
龍之介の肉厚で弾力のある舌の感触が蘇る。
温かく濡れた口内に迎え入れられ、やわやわと舌で刺激されるとたまらなかった。
焦らすようなやわらかい刺激と、吸い尽くされるような激しい吸い上げに、翻弄された。
「先っぽと……ワレメんトコな。裏スジも敏感だったよなァ」
ンだよ、結局全部じゃねェか、と嬲るように笑われた。
「……けど、ホントに欲しいのはそこじゃねェよなァ。もっと熱く疼いて、暴かれたがってる場所が、他にあンだろ?」
「ん……っ」
ダメだと思うのに、止まらなかった。
そっと触れただけで、そこは熱くうごめいた。
「はぁ…っ」
先走りで濡れた中指が、熱い粘膜の中に吸い込まれていく。
「……もっと深くだ。指をオレのだと思って、呑み込んで見せろ」
指先が届きうる最奥に達した瞬間、せり上がってくる熱に負けた。
ピシャッ、と濡れた音が何度かして、龍之介の腹や胸が白く染まる。
それを拭った龍之介が指先に舌を這わせるのを、呆然と見つめていた。
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