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《緩やかな決着》22にしおりをはさみました!
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《緩やかな決着》22
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沸いた風呂に入るアキラ。
身体をキレイに流すが…あの嫌な感触と不気味な笑い顔が、頭を離れず…
布団に入っても心がざわついてなかなか眠れなかった。
午前4時過ぎ…
みずきはコンビニの仕事を終えて戻ってくる。
軽くシャワーを浴びて…またすぐに朝から仕事があるのでアラームをセットし、早々に寝どこにつく…
眠ってるアキラを起こさないように…布団に入るみずき。
幸いアキラは熟睡中で、起こさずすんだ…
そして…
みずきは2時間半ほど寝て、7時には目を覚ます。
そっと隣で眠るアキラの様子を見るみずき…
すやすやと、よく眠っている。
(おはよう…)
声に出さないように囁いて…
アラームより先に目が覚めたので、アキラを起こさないように布団から出て、仕事に行く。
それから2時間ほどして、アキラは目を覚ます。
「…そっか、」
となりにみずきがいないのを思い出して呟く…
みずきは仕事中。
昼は5時まで仕事だから…
夕方まで帰ってこない…
アキラとしては昨日の出来事をみずきに話したいのだが、いないから仕方ない。
気を紛らわす為に推理小説などを読みながら一人の時間を過ごす。
「……そういえば、フミヒコさんに連絡してないな…」
ふっと思い出して呟く…
昨日は急遽バイトにいったりしていて忘れていた。
「終わらせたいけど…」
フミヒコの条件…
丸一日フミヒコさんに拘束されるわけだから…
みずきにどう説明するか…
一日は難しいよな…
なんかいい方法ないかな…
一日…24時間…
「っ!そうか…!一日の契約だから…」
アキラは思いついたように呟き…
さっそくフミヒコへ連絡してみる。
やはり留守電になっていて…
「……サクヤです、暇な時連絡ください」
短く伝言を残す。
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