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「ケツマンなんて初めて掘るよぉ…はぁはぁ」
こいつ、ノンケか。
無駄だとわかってるけど、でも。
「おねがい…やめて…」
後ろのオッサンには聞こえないほどの小声でそう言った。言葉は届いてるはずなのに、リーマンはニヤリと笑っただけだった。
「男の子の身体っていうのもなんというか、色っぽいねぇ。この肌の感じとか」
リーマンの手が肌をまさぐる。鳥肌がもろに立ってる。
触るな。そう言いたいのに、あの動画のことが頭を過る。
「ぅんッ」
乳首を抓られた。
ゾクっとする。でも気持ちよくはない。
「はぁはぁ…可愛すぎて勃ってきた。もう入れるよ…はぁはぁ」
あの肉を抉じ開けられるような、ぞわぞわした感覚。
前までは、快感を感じようとしていた。
でも、今は吐き気がする。嫌いなものををむりやり突っ込まれる嫌悪感。
馴らされたとはいえ、異物感がきつい。大してでかくもないのに。
「も、やらッ、やめぇ…ッ」
身勝手に腰をぶつけられ、前立腺を擦るのに、快感よりも先に気持ち悪さの方が先立つ。
チンコは少しだけ硬くなった。でもイくまではいかない。
こいつのセックスじゃ、イけない。
「うぅ…ッ、あ、うぅ…ッ、ぬ、いて…」
意外と長い。もしかしたら短かったのかもしれないけれど、俺には長く感じた。
やがてリーマンがピクピク痙攣して、腸の中が生温かくなる。やっと…終わった。
でも休む間もなく、次々と声がかかる。
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