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18歳以上ですか?
お見合いしましょうにしおりをはさみました!
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お見合いしましょう
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『ふわぁ…なに?話って』
「楓、あなた……お見合いしなさい」
『………は?』
母親の一言で眠気が一気にパーン!って覚めた。え、お見合い?なにそれおいしいの?
つか今時お見合いする奴なんているのかと思うがいまここにいるではないか…
部屋でゴロゴロとしていたら母親に呼ばれて向かいの席に座ったが一言がこれってなんなの?嫌がらせ?
楓とは俺のこと平川楓(ヒラカワカエデ)18才。
確かに結婚は出来る年にはなったが…そんなに焦らなくても良いんじゃないかと思う。
「何言ってるのよ。良い男見つけて玉の輿よ」
『ちょちょ、おいこら母親。良い男って何だよあなたの子供も息子でしょうが何血迷ったこと言ってんの』
「良いじゃない!お母さんそう言うの好きよ!あんた顔はお母さん似だからそれなりにいけるわよ!」
ごめん、それ何を根拠に言ってるのか分からない。なにお母さんに似てるからいけるわよって俺の話はシカトか!
「ふふっ、先方のお母様ともお話をつけてあるのよ?だからね、お見合いは明日よ?」
『いやいや!行かないから!』
明日って!明日?!急だな…それに先方ってことは相手のお母様…は?2人して企んだことなのか?
もしや向こうの母親も腐ってんのか…
そう俺の母親は腐っている。
貴腐人と言うことだな…良いとしして息子の俺に萌えを求めないで欲しい…
必ず巻き添え食らうのは俺だから
だからお見合いも嫌だと言うと……
「行きなさい、ね?」
『…はい』
はい、お母様の黒い微笑みで負けました…だって怖いから!あれに逆らったら何が起こるか分からないからな!
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