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最高の言葉にしおりをはさみました!
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最高の言葉
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夢路と付き合ってもう半年になる。
あれから呼び出しも来なくなり、やっとあの好機な視線も落ち着いた。
そりゃそうか…今度は教師と教師が出来たんだからな
あの先生がまさかのね!みたいな感じだよ温厚そうに見えて鬼畜とか、冷たそうに見えて実はネコだったとか!
保健体育の火神先生と国語担当の真中先生のことだよ。
火神先生は見た目ネコっぽいのにタチだし、真中先生はタチっぽいのにネコだし…あそこの2人はギャップ萌えでも目指してんのか!と言いたいが人のこと言えないのでスルーの方向で。
でも幸せそうだったから良かった
今度、長期休暇とって向こう(海外)で挙式を挙げるらしい
こういうとき大人ってずるいよなぁ…
思い立ったら行動出来るし
って考えてたら背中にノシッと重みが…
「何難しい顔してんだよ」
『別にー…火神先生と真中先生は良いなーって…』
「挙式か?確かスウェーデンに行くんだよな」
『そうらしい』
「じゃ俺たちもするか」
『え、なにを?』
キョトンとしてると夢路がポケットから何かを取り出して俺に向かって片足で跪くので慌てる俺をクスリと笑う。
「楓…これから先色んな事があるかもしれない、でも楓となら乗り越えられる気がするんだ…だから、俺たちも学校を卒業したら、結婚しないか?」
『…は、ぇっ』
「ごめんな、こんなものしか買えなかった…」
そう言われて左手を取られて、左薬指に嵌められたのは指輪だった。
その指輪はシルバーリングでとても綺麗に輝いてた
『っ…俺、もっ…ずっと、夢路とが、いいっ』
溢れてきたのは涙とずっと一緒にいたいと言う言葉。これでも夢路には届くはずだから…
これを聞いていたクラスメイトから盛大な拍手喝采が湧き上がった。
あ、学校なの忘れてた……
それでも俺たちに
とって幸せな思い出になった
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