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【マジキチ】メンヘラな幼馴染みに死ぬほど愛されry【ヤンホモ】
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「足、引き摺るように歩いてたから。」
傷んだ金色の髪の毛を襟足だけ伸ばし、耳に沢山のピアスを空けて、バカです不良ですの代名詞の俺の学校のバッグをもった切れ長の目のヤンキー少年が話し掛けてきた
「だ、だいじょうぶです」
あまり人の親切には慣れていないから(兄が鬼畜なので)そんな風に優しく声をかけられるとますます涙腺が緩む
「バ、バイクで送ろうか?勘違いすんなよ!ナンパとかじゃねーぞ!お前が俺のどストライクの顔だからって、べっ、別にそれにかこつけて家を知りたいとか思ってるわけじゃねーから!」
まあまあアレな人だけど悪い人じゃなさそうだ
「あ、じゃあお願いします」
「ええええ!?マジかよ!俺ら初対面だろ!いいのか!!」
「すいません、なんか、お…わたし、此処にいる意味ないので、どこかへ連れ去ってくれませんか?」
投げやりな気分だった
この人は俺が男って分かったらキレて殴りかかって来たりしないかなあ、なんてボンヤリ考えた時、聞きなれた声が頭の上から振ってきた
「ゴメン、メグミ君、これ、僕のなんだ。」
ユーリが俺の身体をぐっとヤンキー少年のメグミ君から引き離すように間に入ってくる
「わ、メグミだー!」
ユーリの後ろからひょこっとカズマが顔を出す
来てくれた!二人が戻って来てくれた!
ちゃんと俺を探してくれて、ユーリは僕のって言ってくれた!!
「ユーリぃっ、か、カズマぁっ…」
嬉しくて嬉しくて我慢していた涙が勝手にあふれでて止まらない。
「わあ、ユリちゃん泣いてるっごめんなっ、先行っちゃって!」
「お、俺は泣かしてないからな!!」
どうやら、メグミ君は二人のクラスメイトらしい
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