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狗賓師弟と女郎蜘蛛戦にしおりをはさみました!
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狗賓師弟と女郎蜘蛛戦
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続いては第四～第五話、第十四話にて再登場した天狗の狼・狗賓のカジとその弟子・ハルです。
天狗の狼というとややこしい感じがするかもしれませんが調べてみた所、天狗にも鳥以外の種類が存在するみたいです。
淫恋では史実と異なる設定にしております。
カジは堅物で、古風な口調が特徴的な妖です。
明確な数字は設定していませんが現時点（第十六話まで）で登場した妖の中では一番年上です。
対して弟子のハルは人懐っこく敬語で話し、登場した名前持ちの獣系妖の中では一番若いかな？
そしてカジは比較的扱い易く、気に入っているサブキャラでもあります。
デザイン画も狼版から先に仕上げ、今までした擬人化で一番元の獣に近い顔になったと一人で勝手にテンションが上がってた覚えがあります…w
昔から狼がとても好きだったので、こういうファンタジーモノを書く機会が有れば、絶対に狼に因んだキャラクターを出したいと思っていました。
特に彼は章人くんを狙う面子に組み込もうかまで悩んだんですが、風邪の話の際に「ああ、コイツは章人をそんな目で見る事は絶対無いな」と制作しながら悟ったので、今後も保護者の位置に落ち着きそうです。
ハルは小ネタマンガの方で擬人化しなければ、狼版だけの予定でした。
彼はカジと一緒に居る機会が多い為、不思議と出番が増えましたね。
絵図等だけだとマスコット化してきたような(笑)
因みに擬人化デザイン画で、他の獣系は人型でもケモミミが有るのに狗賓師弟に無いのは、特に特別な理由はありません。
単にド忘れしていただけでした！
（それに気付いたのが十五話辺りだなんて口が裂けても言えなななな←）
無い方がしっくりくるので、このまま通します(笑)
そして二人は淫恋本編で最も重要な女郎蜘蛛戦に関わっています。
女郎蜘蛛自体が本編のラスボスのつもりで登場させたので、かなり戦闘面で頭を悩めた記憶が有ります。
脳内でのイメージを再現する為に本来はもっとページを割いて戦わせるつもりでしたが、あんまり其方に意識を向け過ぎると物語の趣旨から外れそうだったので大分抑えました。
（恐らく脳内戦闘シーンが少年漫画・アクション映画じこみのせい）
個人的には章人くんがハルの背に跨がって疾走するシーンが何気に書いてて楽しかったです。
小学生の頃、リアルタイムで見た「も●●け姫」で山犬が山を駆け抜けるシーンがとても好きだったので、どうしてもそれっぽい事をさせたかった…！
後やはりバトルモノらしく、一度位は主役二人をズタボロにしたかったというのも有りましたね。
（ザクロに至っちゃ容赦なく半殺し)
そんな感じで女郎蜘蛛は章人くんが初めて本気で調伏する妖というのもあり、俗称キャラの中でもかなり大事な役所だったんじゃないかと思います。
本当はデザイン画も一度描いてみたんですが、思いの外えげつない事になったので、こっそり無かった事にしたのは良い思い出です（苦笑
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