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高熱⑫にしおりをはさみました!
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彼女持ちのせんぱいに恋してるのに兄と幼なじみに猛アタックされてます。
高熱⑫
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「え……っと…………。」
先輩は顔をしかめて、顎に手を添えて目を横に逸らした。
完全に分かってないご様子だ。
……うぅ、仕草がかっこよすぎてマジ神///
それはいいとしてなぜ隣の人は先輩と同じ格好をしてちらちらと見てくるのだろうか。
「…………兄弟なんです……。」
「ええええええッ!? この、この完璧人が迴場の……!?」
「ごめんなさい似てなくて……。」
そりゃ兄弟だとは思われないわな……。
「まあお前どんくさいもんな。」
はぅぅっ……!!
今胸にぐさりときた。
「でも瞳は似てるな。綺麗なとことか、あと肌が白いのも似てる。」
「そうですか。」
……瞳が綺麗…………//// 肌が白い……///
ついつい喜んでしまう。
……ヤス兄が隣にいると安心するな。
握っている手が熱い。隣にちゃんとヤス兄がいると分かる。
安心できて、苦しい思いが和らぐ。
「何……?」
じーっと俺を見つめてくるバカを睨むと、嬉しそうにへにゃぁと笑う。
「な、何だよ……っ」
「いや、可愛いな~って///」
よしよしと頭を撫でて、ぎゅーっと抱き締めてくる。
……も、もう、何なんだよ……///
「は、離れてよ……!///」
「やだ~//」
ヤス兄はちら、と先輩のことを見て、ぎゅ、と更に抱き締める。
……もしかして、心配してくれてるんだろうか。
「──……本当に兄弟なのか? ……お前らもしかして付き合ってんの?」
…………は……?
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