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18歳以上ですか?
35にしおりをはさみました!
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「コンビニでいいか…」
近くのコンビニなので、歩いていく事にしたが、若干後悔した。
「暑い…」
俺は暑いのが大の苦手だ。
日焼けするし、暑いからアイスもすぐ溶けるし…まあ、アイスなんか滅多に食べねぇけど。
俺はコンビニに入って、ミルクティーを眺めた。
「…ミルクティーってこんなに種類あったっけ…」
とりあえず俺は、小さい紙パックのミルクティーを買って、近くの公園に行った。
ブランコに座って、今日のことを思い出しながら、ストローをさしてミルクティーを飲んだ。
大体、女が好きなら俺と関わらないでほしい。
昔から俺は惚れやすい。
少し優しくされたり、俺の気にいることをしてくれたら、すぐ好きになる。
最近そんなことはなかったのだが
宇都宮に出会ってから、どうもおかしい。
好きなわけではないのだろうが、毎日気になって仕方がない。
「…暑い…」
俺はそろそろ帰ろうと思い、公園の出入り口に向かった。
出入り口に誰か立っている。
風で、ほのかに香ってくる匂いは
女の匂いだった。
だがあんなにデカイ女はいるのだろうか。
俺はそいつの横を通り過ぎた。
「どこへ行く」
俺は聞き覚えのある声に、思わず上を見上げた。
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