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新しい出会い。にしおりをはさみました!
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新しい出会い。
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こんにちわ。
黒子テツヤです。
え?なんでいるか?それはですね僕、
幽霊になったみたいなんです。
驚きましたよ。目が覚めたと思ったら幽霊になってるなんて…
黒子はベンチに座り、通り過ぎる人たちを見ている。
ここはよく黒子が練習に来たバスケコートだった。
脇のほうにある桜がひらひらと舞い、春らしさを引き立てている。
僕が死んでから、何年経ったのだろう?
周りの風景は少しづつ姿を変えていた。
ビルの建設が始まったり、いつの間にか家が建っていたり。
僕の家は両親が海外に住んでいたため、すでに他人のものになっていた。
気が付いた時からここにいる。
バスケをする人を見てはやりたいなぁとか、キセキの皆さんはバスケやってるかな?とか考える。
幽霊になっても霊感が強くたまに見える人がいる。
その人達はだいたい見つけたら、避けるか念仏を唱えてくる。
念仏は怖い。吹き飛ばされてしまうからだ。
だから、見える人がいたら幽霊だがミスディレクションを使って隠れた。
彼に会うまでは…。
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