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よく出来たおもちゃにしおりをはさみました!
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よく出来たおもちゃ
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「樹、そろそろだいじょぶそう」
何だろう、ケツの穴の中がかゆい。
「ん、なら入れてみて、ふふっ、ほらイチも入れて欲しそうな顔してる」
何でも良い、掻いてくれ、痒くてたまらない。
「じゃあ、入れるよ、んっ」
俺の後孔に熱く硬い何かが入ってくる。
「どう?春、気持ち良い?」
あぁ、良いな、気持ち良い、もっと動けよ。
「うん、なんかね、こうびくびくしてるって言うか、んっ、吸い付いてくるって言うか」
「じゃあ動いてあげよ、僕も喉使ったことないからそれしてみよっかなって。
一緒に行くよ、いーい?」
「うん、何かじわじわしてきた、すっごい動きたい」
「じゃあせーので行くよ」
「うん」
「「せーのっ」」
ずちゅぅっ
口と後孔両方からそんな音がした。
ずっ、ずっ、ずんっ、ずんっ。
「ん˝ぉっ、ぉ˝っ、ん˝んっ」
「あぁ、これいいかも、はっ、すっごい、締まる、違うとこに、んっ、当たって」
「樹っ、いつ、き、こっちもっ、良いよ、イチの中、樹も後で、入れてみて」
二人の動きは自らの欲を満たすためだけの動きで、俺は好き勝手に揺さぶられていた。
そして一際動きが激しくなったかと思うと、それぞれ中に精を吐き出しようやく少し動きが和らぐ。
だが俺は身体の限界が来たのか強い嘔吐感を覚えてその場でえづいた。
目ざとくそれを見つけた樹は、俺の頭をベッドの端からだして床に向かせ口に指を突っ込む。
当然俺は胃の中のものをコンクリートの床に吐き出したが、樹はそのまま三番に床の掃除を命じた。
壁の蛇口から直接ホースで水を引いてきた三番が床の吐しゃ物を流し終えると、樹はホースをひっ
たくり俺の口に突っ込んで強引にゆすいだ。
「・・・このくらいで良いかな?春、他にしてみたいことある?」
「んーとねー、あ、樹と一緒に入れてみたい」
「ふぅん、一緒にってさっきみたいにじゃなくて一つの穴にって事だよね」
「うん、イチの中凄い気持ち良いよ、樹と一緒ならもっと気持ち良いかなって」
「ふふっ、春僕の事大好きだね、僕も春の事大好き」
「うん、樹の事大好き。だからね、やってみよーよ」
「うーん、僕もしてみたいんだけど、ちょっと疲れちゃったんだよね、そろそろ寝る時間だし。今
度じゃだめ?」
先ほどよりもはっきりとして来た頭が、そんな会話を聞いていた。
俺の全身から血の気が引いていくのが分かる。
一緒に・・・一つの穴に・・・おい、ふざけんな、よ?入る訳、ねー、だろ?冗談、だよな?
「そっか、ならいいよ。樹が寝るなら僕も寝る。樹が付かれてるんなら僕も疲れてるはずだからね、ちょっと興奮して分からなくなってるのかも」
「そうかもしれないね、それじゃあ部屋戻る?」
「その前にお風呂入ろ」
「あ、そうだね、じゃあお風呂入って寝よっか」
「うんっ」
「それじゃあ「お休み、イチ。明日からも、よろしくね」」
最後の最後に双子らしく声を重ねて、二人は俺を追い詰める。
「・・・ぉ、˝お、やず、ぉえっ、な、ざいっ」
何かを考える前に、危険を感じた身体が反射的に言葉を絞り出していた。
「三番、後宜しく」
「かしこまりました、お休みなさいませ」
どうやら二人の存在が俺の中で何かのスイッチになってしまったようで、二人が出て行ったドアが閉じ切ったその瞬間俺の意識は暗転した。
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