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クラス発表にしおりをはさみました!
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クラス発表
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「おはよう涼真ーっ!俺たちまたクラス同じだぜー!よろしくな!」
登校したばかりの涼真に大きな声で話しかけるのは、涼真の幼馴染の和哉だった。
「お!マジで!?超嬉しい!」
そう言いつつ覗き込んだ掲示板には、俺たちの名前はしっかりと記されていた。
『2年3組8番 岡本 和哉』
『2年3組9番 沖 涼真』
和哉がとても嬉しそうにしながら、二人の名前があるところを指差す。
「また和哉と前後か!去年みたいに、また授業の邪魔するんじゃねーぞ?」
涼真の指摘に和哉がぎくりとする。
「え、いや、それは…!……はい、しません気をつけます」
「よしよし」
涼真は自分より少し背の高い和哉の頭を何気なく撫でると、下駄箱に靴を入れた。
ーー和哉の顔が真っ赤になっているとも知らずに。
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