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「羨ましいのか?」
「草野…なわけねーだろ」
「立花、今日俺ん家来る? 親いないぜ?」
この男はニヤニヤと
「行くわけねーだろ、っつか、今日、親がいないんじゃなくて毎日いねーだろ」
「なになになにっ!? 草野の家、何で毎日親いないの!? 親いなかったら遊び放題じゃんっ? すっげぇな」
「鈴、話に食い付かなくていいって」
「や、その前に草野が立花を遊びに誘うほうがすげぇ…いつの間に仲良くなったんだよ、喧嘩ばっかりしてたのに」
斗太も俺達の会話聞いてたのかよ…。
「斗太、俺が草野と仲良しとか気持ち悪い事言うなよ、全っ然仲良くないから」
「ふーん?」
「なぁ、今日はさ、草野の家行こうぜ」
「「えっ!?」」
いやいやいや、鈴っそれは無しだろ…。
斗太と二人でチチクリあってろよなぁ、何でよりによって草野の家で遊ぶとか…
きっと斗太も鈴と二人でチチクリあっていたいはず…
「鈴が行くなら俺も行く、立花も一緒に行こうな」
ゲッ
最悪
「草野の家よりさ、カラオケとか行こうぜ、草野の家なんか何も無くてつまんねーって、な?」
「立花…何で草野の家に何もないって知ってんの?」
「え? あ、いや、想像?こいつ根暗だからさ、楽しい物持ってなさそうじゃん?」
「……」
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