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18歳以上ですか?
先生.......?にしおりをはさみました!
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先生.......?
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ガラッ
がやがやと少し、うるさい教室に先生が入って来る。
「担任の櫻木 豹です。
担当は英語、
よろしくな~」
ゆったりと言うと先生はカツカツと、黒板に名前を書き始める。
少し長めの髪を後ろでボサッと束ね、Tシャツにパーカー、ジーパンというなんともゆるい格好をした先生は黒板に名前を書いてから、こっちを向いて何かを配り始めた。
「これに名前を書け~。
書き終わったら後ろから前に送って前の奴は俺に持ってこいよ~」
配られたのは、マグネットの小さなネームプレートだった。
プレートに名前を書いて前にいる虹輝君にわたす。
「虹輝君、えっとお願いします?」
「うん、って字まで可愛いな、琥波瑠」
「そうかな?ってまでってなに、までって~?」
「可愛い可愛い丶(・ω・`) ヨシヨシ」
って笑顔で撫でてくる。
「む~!」
ほっぺを膨らませると、
「あー、かわいー!ほんとかわいー!」
と、わしゃわしゃと撫でてくる。
それを見て先生が
「おーい、窓側の後ろ~イチャイチャすんな~早くしろ~」
と、言ったのでクラス中に見られて恥ずかしくって涙目になっていた僕を3人が一生懸命慰めていたことは、言うまでもない。
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