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3日目 4にしおりをはさみました!
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3日目 4
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目を覚ませば目の前には白い天井が広がっていた
ここは、どこだ…?
起き上がれば目が重たい。少し頭痛もする
辺りを見渡せばどうやら保健室のようだった
「起きたか、どうだ?具合は」
シャッとカーテンが開き、俺の顔を見る保険医
触るぞーと言っておでこに手を当てられた
ひんやりしていて気持ちがいい
「泣き疲れて寝たみたいだが、疲労の溜まってたんだろう。風邪気味だったりしてなかったのか?」
ふるふると首を横に振る。どうやら陽介に泣きついてそのまま寝たが、熱が出たから保健室に連れてきたらしい
「とにかく早く帰れ、誰かに迎え頼めるか?」
「……いえ、教室に戻ります」
迎えを頼むということは家に電話するという事
それはとても面倒だから、そこまで酷くないから教室に戻ると言い、立ち上がる
「あれ…」
「おっと!危ねぇよ、病人は大人しくしてろ!」
真っ直ぐ歩いたつもりなのにグニャグニャと視界か回って壁にぶつかる前に後ろから保険医に捕まった
「熱出てんだ、家に帰りたくねぇだとしても教室に行かせられるわけねーだろうが!」
保険医が何か言っているのに何かに防がれるように遠くでしか聞こえない
頭が痛い、体が熱い、俺…なんか変だ
そう思ったが、そのときにはもう意識はなかった
「あーあ、くそっ!」
俺が意識を失ったあと、保険医がバツの悪そうな顔でガリガリと頭を掻いていたのは気付くはずもない
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