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見守っている2にしおりをはさみました!
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見守っている2
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赤葦へ
あの時のこと覚えてるか？
赤葦がトイレに行った時俺いなかっただろ？
ごめんな
俺なあの時思ったんだ…俺は、カッコよくない
赤葦に恥ずかしくて何も出来なかった。
それに男同士で付き合うのも世間の目が痛くなる
だからあの時俺は
『このままじゃ赤葦を不幸にするだけだ』
と思ったから、その場から逃げたんだ
ごめん
それから俺は走って走って走りまくって
車にぶつかって死んでしまった。
だからこの手紙は天国からの手紙
俺はこれまで何もしてやれなかった
だから…これからは空から見守っているぞ
ずっとな！
新しい彼女に出会って幸せになれよ？
俺のことばっかり引きずらないでな！
誰かが赤葦に手を出したりしたら俺は
助けに行く…必ず。
これまでありがとな
それと…ごめんな
木兎より
俺はこの手紙を呼んで
泣いた…泣きじゃくった
それから俺は彼女ができた
でも、なぜか俺がこけそうになったりしたら
誰かに支えてもらっていた…
多分これは木兎のおかげだと俺は
ずっと思っている
俺は空に向かって
『木兎さん…ずっと愛してますよ
これからも貴方のことを…』
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