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18歳以上ですか?
恥ずかしいにしおりをはさみました!
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恥ずかしい
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「あ、起きた?」
目を開けたらはるがいた。
「ん…」
「どした?」
「ぎゅー…」
腕を伸ばしてそばに座っていたはるに背中から抱きつく。
「え、わっ」
「ぎゅー……」
なんか寂しくて抱きしめた。ほんとに玲とは最後だったんだ、っていう実感が湧いた。玲には今みたいな時があった。
「もう平気?」
「うん…わかったから」
「そっかあ…じゃあさ」
「んー?」
腕を離されて、次ははるが抱きついてきた。
「まだ夕飯食べてないから皆で食べて…お風呂一緒に入ろっか?」
「お風呂…」
起きたばっかりで頭がはっきりしない。
「んぅ、いーよ?」
「まじかっ??」
「んー…リビング戻る」
「抱っこしよっか?」
「んー」
布団から出て、外の空気に触れたら少し冷えて頭がはっきりした。手を伸ばした状態で固まる。
「どーした?」
「……っ、ばかっ」
手を引っ込めて、起き上がり、リビングへ歩いて行く。
「えっ??風呂はっ?」
「…考えとく」
すごく恥ずかしいことをしたと後悔しながら早足で歩いた。
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