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鉢合わせにしおりをはさみました!
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鉢合わせ
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次の日
俺はあまり眠れず、青ざめたまま学校へと向かった
「おはよーユウシ!」
「!」
下駄箱にて、アツシと鉢合わせてしまった
「う、あ、おは、よ」
「うわ、顔ひどくね?青ざめてるけど、具合悪いの?」
「え、あ、寝不足で」
「保健室で寝てろよ。ノートは後で見せてやるし」
「さ、サンキュ」
はー、
アツシと話してると昨日のキス思い出しちゃうよ
アツシとしたかったな、、
「おい、ユウシ」
「わっ!?」
気づけば昼休み。
俺はずっと寝ていたようだ
ベッドから起き上がり、辺りを見渡す
「あ、そっか。保健室か」
「よく寝たか?」
「アツシ…」
「ん?」
「いや、なんでもない」
「顔色よくなったみたいだな。よし、一緒にメシ食べようぜ」
「うん」
二人で食堂へ行き、俺はオムライスを頼んだ
「ユウシ、いつもオムライスだよな」
「うん」
「俺、塩ラーメン!」
「アツシ、麺類好きだね」
「まあな」
二人で向かいあい、食べていると
「お、ユウシくんだ」
背後から、腕を回された
「!!?」
抱きつくように、俺にしがみつく
この声は…
恐る恐る振り向くと、
「なに怯えてんの、ユウシくん」
「ひいいいいっ!?」
春沢先輩…
「俺らの仲じゃーん」
俺らをなんとなく見ながら、ラーメンを食べるアツシ
「お、君がアツシくんだね」
「へ?誰ですか?」
ちょ、春沢先輩!
「俺、ユウシくんと図書委員で一緒の、春沢です。あ、君たちより一つ先輩だからね。」
「あ、そうなんですね。俺、高住敦です」
「知ってるよ。ユウシくんから仲良いって聞いてるからね」
「あ、そうなんですね」
ちょ、なに仲良くなろうとしてんの!
「は、春沢先輩、用がないなら、」
「アツシくんて、彼女いるの?」
のー!?
なに聞いてんのこの人!
「あー、一応います」
「ふーん。あ、ユウシくん、また委員会あるとき仲良くしようね。じゃ」
去っていく春沢先輩にほっとして、ため息をついた
「春沢先輩だっけ?すげーイケメンだな!」
え
「あ、アツシ?」
「俺もあんなイケメンになりたいな」
えええええ!?
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