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18歳以上ですか?
ー7ーにしおりをはさみました!
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ー7ー
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結局お礼をできずに1日が、終わってしまった。
と言うか…
朝、学校に来ていたはずの神島くんはいなくて…お礼どころじゃ…なくて
探しても見つからない。
帰ってしまったのかな?
そんな事を思いながらも今朝お姉ちゃんに頼まれていた
物を買いに近くの雑貨屋さんに向かった。
「いらっしゃいませ」
中に入ると年老いたおじいさんが出迎えてくれる。
「お、坊主、今日もきたのかい」
「ぅん!お使い…」
小さい時からよくお世話になっている雑貨屋さん。
ここは可愛いものが沢山あり
お姉ちゃんが使う物が置いてありよく来ている場所。
その為常連客だ。
僕はいつものようにお姉ちゃんに、頼まれていたものをかごに入れ
新しく出ている可愛らしい小物を見ていた。
夢中に、なっていたのか
誰かにぶつかる。
「す、すみません」
慌てて謝る
「…こっちもわりぃ」
聞き覚えのある声にドキッとする。
顔を上げれば
ゲッ…っと苦笑いする
神島くん。
「え?」
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