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案外。にしおりをはさみました!
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案外。
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頼という人はニタニタしている
頼『ほー、へー、とうとういいやつ見つけたか』
陽月『絶対に俺のだ。』
雅『なにが？』
頼『陽月がここまで人に関わるのはありえないんだよぉー、
でも雅君にはやばいでしょ？
陽月の物にするって宣言したんだよ』
雅『俺は物じゃないけど、陽月なら…。
まだ、少しだけ未練はあるけど、
それでもいいなら
俺は陽月と向き合うよ』
すると、陽月は複雑な顔をした。
陽月『未練かぁー、
いいぜ、待ってやる。案外俺に落ちるのも時間の問題かもな』
さっき考えてたことを思うと、
雅『ﾌﾌｯ…案外早いかもね。
楽しみにしてるよ』
少し嬉しかったりするし。
久々に笑えた気がする。
陽月『その笑顔は‥腰に、クるな‥』
頼『うんうん』
雅『えっ？』
陽月『いや』
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