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35
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……やっぱり皆俺を騙すんだ
『仲間』なんてただの口先だけなんだ
研「ッ……」
岩「俺らはそんなことしねぇーよ」
研「で、でも…赤葦はBKOKのメンバーが嫌いって……」
リエ「それってさ……研磨さんを騙すためなんじゃないんですか?」
研「でも、証拠がない!だいたいBKOKのメンバーを
知らないくせに」
……認めたくない認めたくないよ
赤葦も国見も月島も人を騙すことなんてしない
岩「知ってるぜ?それに証拠もある……夜久を呼んでくれ」
西「了解!」
や、めて……嫌だ、嫌だ
本当に証拠があったらどうするの?
俺は誰を信じたらいいの?
助けてよ
夜「呼んだか?」
岩「孤爪の仲間ってBKOKのメンバーと組んでるよな?」
夜「おう、その証拠はこれだぜ?」
ノートを俺に差し出された
受取りたくない……でも確かめたいという気持ちがある
俺は受け取った
1ページをめくるとBKOKのメンバー達とのLINEの
経歴があった
赤葦京治
国見英
月島蛍
この3人の名前があった……そして
黒尾鉄朗
木兎光太郎
及川徹
影山飛雄
と書かれてあった
研「クロ達が?BKOKなの」
リエ「夜久さんは情報を集めるのが得意なんですよ!
なのでBKOKの人達なんてあっという間にわかりました」
クロ達がそうだったの?
それを赤葦達は知っていた?
知らなくて反対に騙されてたのは俺なの?
俺の頬に暖かいものがつたる
研「う、うぅ……グズい゛いやだ……ま、また俺は
1人なの?ヒクッ…」
?「あ、れ……研磨?」
この声は
研「しょ、しょー……よ…ヒグッ、ズス」
日「なんで泣いてるんだ?誰に泣かされたんだ?」
研「ッ……」
岩「孤爪の仲間とBKOKの奴らだよ……」
日「あいつら……」
研「……」
ギュッ
日「ごめんな?俺は研磨を裏切るつもりはこれっぽっちも無かったのに……研磨を傷つけてたんだ」
暖かい翔陽は翔陽なんだ……
研「俺を……一人にし、ない……で」
俺の口から出された
今にも消えそうな声……
日「当たり前……俺達の仲間になってくれるか?」
岩「なってほしいな」
西「仲間が増える!♪~」
金「俺達は絶対に裏切らないぞ!」
リエ「やったぁ!研磨さんが仲間になるんだ」
夜「仲間になったら情報係で一緒にがんばろ!」
あぁ、俺を必要としてくれてるのはここなんだ
研「よ、ろしく……お願いします」ニコッ
全「おう!」
ごめんね……今日から俺は赤葦達の
敵になるね
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