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魔王、敗北するっ☆にしおりをはさみました!
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魔王、敗北するっ☆
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さっきは屈服させてとはいったけど、これはイヤダァァァァ!
「ジル、さっきからイキっぱなしだけど、大丈夫だよな?」
「もう、ムリぃ、いやぁっ、アアアアァっ!!!!」
レオンは僕を楽しそうに揺さぶり続けている。
僕はレオンのイジワルな笑顔でもドキドキしてしまうみたいだ。
「ジル、もうっ・・・くぅっ‼」
レオンはそうやって小さくうめくと僕の中でイった。
僕もレオンの後をおうかのようにイってしまった。
「はは・・・ジルの中から俺のがあふれてる。これなら絶対にできてるな。」
「そうだね。そしたら名前何にしようか?」
僕はお腹をさするとレオンは僕を抱き寄せ、頬や瞼、様々なところにキスの雨を降らせた。
「嬉しいな、またこうしてお前の傍にいられる。お前がいなくなったとき、すごく後悔した。不安だった。生きた心地がしなかった。もう置いてかないでくれ。ジルとルイがいてくれないのなんて嫌だ。・・・なあ、学校に戻ろう?それと戻ったら・・・俺の父様のところへ一緒に行こう。」
僕はそれにうなずいた。
「あのね・・・僕最初はレオンの傍にいられなくてもルイといられればそれでいいと思ってた。
でもね最近レオンやルイがアマノ君ばかりで僕を見てくれないのが苦しかったんだ。そんな浅ましいのは嫌で、醜くて、知られる前に逃げようとしたんだ。逃げればこんな浅ましい僕やアマノ君に優しく接する二人をみなくて済むと思って・・・。」
そこから先は言えなかった。涙があふれて止まらないのだ。
「ふぅっ、ヒック・・・えぐ・・・。」
「ジル、浅ましくなんてない。それなら俺のほうが浅ましい。ヒビキにくっついていたのはヒビキがカワイイからじゃなくてだな・・・その・・・嫉妬するジルの姿がかわいくてつい・・・でもでもっ・・・あの時お前に言った暴言も心のどこかでは思っていたのかもしれない。ジルもルイも俺にあまり甘えてくれなかった。だから、甘えてくれるヒビキい逃げたんだ。仕事を投げ出せば、ジルは傍に来てくれる。だからわざと投げ出して、ジルに『仕事しろ』と言われれば、一緒にいる理由もできて一石二鳥だと思ったのもある・・・。ああなるとは思ってもいなかったが・・・。」
僕はそれを聞いて、こいつバカなんじゃないのかと思った。いや、こいつは本物のバカだ。
どうしようもないウルトラバカだ。
でも、カワイイバカなので許すことにしたが、学校へ帰ったら御障り禁止4週間にしよう。
ルイには・・・いっぱい遊んであげよう。カワイイあの子に家族が増えることを伝えよう。
「帰ったら、仕事して皆に謝ってもらうし。親衛隊の子達にはお茶会で良いお菓子とお茶を提供すること。生徒会が機能してないときあの子達が頑張ってくれてもいたんだよ?」
レオンは笑いながらうなずいた。
「アマノ君はどうする?」
「んー、後で考える。今はジルと二人きりなんだから楽しみたい。・・・それと他の男の話は禁止。ささいなことでも駄目。今は俺たちだけの時間なんだから。・・・愛してる、ジル。」
「僕もレオンのこと愛してます。」
僕らは手をつなぎお互いの眼を見ながら愛の言葉を伝え合った。
~第3章end~
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