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一筋の光にしおりをはさみました!
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一筋の光
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「はぁ…ゲホッ…はぁ…」
寒い…
ヒラヒラと舞い降る雪が
僕の身体に落ちては溶けていく。
いつまでこんな生活が続くのかな…
それとももう死ぬのかな…
冷たいコンクリートの上にシャツ一枚で寝転がる僕に通り過ぎる人は見向きもしない。
それに誰にも見つからない暗い路地裏だし…
赤い服を着た人がなにやら声をかけている
これも毎年ここで見てきた。
神様。
俺は幸せになってはいけないのですか?
普通の人のように暮らしてはいけないのでしょうか。
誰かお願い…
助けてください…
そう心の中で思ったら足音が近づいてきた。
重い瞼を少し開け見れば,身長の高い男の人。
この人も僕を犯すのだろう…
僕はゆっくりと瞼を閉じた。
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